THE IMPLANT JAPANにて『骨造成における術式選択と考慮すべきポイント』でお話させていただきました。骨造成における術式は様々ですが、大きくわけると自家骨(口腔内から採取した自分の骨)と人工骨(生成された骨)を使用する方法があります。どちらにも利点・欠点があり、どちらが良いとは言えませんが、骨欠損形態を考慮して術式選択をしていくことができれば良い結果が導けると考えています。
自家骨ブロック移植は従来からある方法で非常に合理的で良い結果が得られています。併発症がよく取り上げまれますが、きちんとした外科手技を身につけていれば併発症は少ないように思います。もちろん、欠損範囲が大きくなれば自家骨だけでは骨欠損を再建できないため人工骨を併用することになります。
骨造成は難しく、患者さんの負担が大きい処置でもるため、手術回数が少なく、確実な結果が得られる方法を今後も提供したいと考えています。

 

 

 

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